孫と海外留学情報まとめ【2019年版】

日本とは違った環境で、孫に広い世界を見せ、一緒に学びたい……。
孫と海外留学をしたい、そんな夢を抱く方も多いと思います。
孫と海外留学を経験している方も、実際かなりいらっしゃるようですよ。
カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、セブ島などなど。
ばあば&孫の海外留学の選び方や、孫との留学での注意点をご紹介します。
孫とじいじばあばの海外留学は可能なの?
現在十数社確認しており、親子留学を取り扱っているところなら大抵お孫さんとの海外留学は可能とのことです。
祖父母&孫、おじおば&めいおいなど、子どもと親子でない場合でも可能だそう。
ただ注意する点として、国によりますが、親が同伴ではないため、子どもの単独渡航とみなされ、許可が必要となります。
主にエージェントが注意事項としてあげていたのは、フィリピンで単独渡航許可が必要だそうです。
フィリピンのセブ島はかなり人気の留学先ですから要注意。
この後の注意事項の項目で詳しく書きますが、単独渡航許可を申請して取得するのに時間がかかるため、申し込みから留学までの期間が短い場合、許可が間に合わない場合もあります。
日程は早めに決めて、エージェントと相談してくださいね。
孫&ばあば海外留学へ
孫との海外留学を実際に定期的に行ってらっしゃる方がいます。岐阜県の岐阜県で服飾会社の取締役を務める井上富紀子さん(63)がそう。
定期的にオーストラリアへ短期留学し、海外での経験を孫たちとともに体験している井上さん。
次男の息子(13)と娘(11)が小学校低学年のころから毎年一緒に豪州へ短期留学し、ひと夏をともに過ごしている。孫たちを通わせる語学学校の授業料は1カ月で1人13万円ほど。このほかに滞在費がかかるため、毎回コンドミニアムを借りて自炊し、ランチは弁当で節約も心がけているという。
この短期留学のおかげか子供達は英語のアレルギーはなく、孫の一人は英検二級を目指しているそうです。
実際に英語が日常でどうやって使われるのかを肌で知っていると、英語を学ぶ意義って変わってきますよね。
井上さん自身は滞在中の生活を楽しみながら、語学学校に通い、そして還暦前に始めたトライアスロンも楽しんでいるんですって。
いくらぐらいかかるの?
親子留学を参考におおよその金額をまとめてみました。
渡航先別の費用相場は以下となります。それぞれ、1週間から4週間のプランとなります。
《フィリピン》費用相場25~40万円
《マレーシア》費用相場20~40万円
《ハワイ》費用相場60~120万円
《オーストラリア・ニュージーランド》費用相場 40~70万円
《カナダ》費用相場50~80万円
《イギリス》費用相場40~120万円
具体的に含まれる費用の内訳はこんな感じです。
・ 授業料
・ アクティビティー料金
・ ホームステイ料金(多くは食事つきです)
・ 交通費(空港からホームステイ、毎日の学校への通学など)
・ 引率の先生がいる場合は、先生の滞在費
・ 現地コーディネーターなどがつく場合はその費用
・ 航空費
・ 保険料
授業料、滞在場所により、申し込む機関によって大きく変わってきますので詳細は気になるエージェントに確認してくださいね。
留学エージェントを選ぶ基準は?
まずは親子留学を扱っているところで、かつシニアの対応もしているところだと、両者において気をつけるべきところを承知しているので、万全だと思います。(お若いばあばならシニアは必要なし!)
留学サポートをしてくれるエージェントは大きく2通り。
1つは、日本に本部があるエージェント。
こちらは出発する前に英語や生活の指導に力を入れられます。現地にはサポートデスクが置かれ、対応してくれます。
もう1つは、本部が現地のエージェント。
日本に店舗はないけれど現地での対応が手厚いエージェント。
日本での手続きでは主にオンラインでやりとりをし、現地の窓口がサポートしてくれるパターン。こちらはどちらかというと大手より小さな会社で、小さな不安でも親身になって対応してくれるイメージがあります。
どちらを重視するかはその人それぞれですが、気になる留学サポートに確認して比べてみるといいでしょう。
孫との留学での注意点
・単独渡航許可
孫と苗字が異なる場合、国によっては単独渡航許可が必要です。
人気のセブ島のあるフィリピンでは苗字の違う保護者が同行する場合、単独渡航許可(WEG)の申請が必要となります。
申し込み時に希望の日程までに余裕がない場合、この単独渡航許可が間に合わない可能性がありますので、余裕を持って申し込みをした方がベターです。1ヶ月以上は余裕をみてください。
詳しくは以下のPDFをご覧ください。
『未成年の単独・または片親のみ同行の渡航に条件のある国』
・ハワイは1週間後から留学が開始
ハワイの場合は健康診断(現地病院での有料検査)を必要とするため、到着後、約1週間後からしか留学が開始できないので注意をしてください。語学に力を入れたい場合長めの留学を考えましょう。
宿泊タイプはどれを選ぶ?
最近は海外留学も数多くサイトをのぞいてみると、宿泊のタイプはさまざま。
10代、20代を対象としたコースは、ホームステイや寮の場合が多いのですが、シニア世代向けはこれに加えて、ホテルやゲストハウス、アパートといった選択肢を持つエージェントもあります。
先ほどの井上さんのようにコンドミニアムにすると料理ができますから、孫との生活でも、お弁当も普段の食事も手作してコストを抑えることができますよね。
特に不安な食事の面でも寮やホームステイでは主に現地のものを食べることになりますが、アパートやコンドミニアムなら自分で作ることができます。
また、留学エージェントによってはありますが、日本食を用意してくれるところもありますので、そこもチェックしておきましょう。
孫との留学OK!のエージェント
現在確認している孫との留学OKなエージェントです。”親子”としか書いてなくてもOKですので安心してください。
可能なプラン、日程など詳細は問い合わせしてみてくださいね!
ECC 海外留学センターlet’s
M.Y.Australia(オーストラリアで英語先生宅ホームステイ)
フィリピン留学 パインスクラーク
H.I.S.語学研修デスク
VIECヴィエック・インターナショナル
フロムウェスト(バンクーバー現地留学エージェント)
Glolea!グローリア (ニュージーランド親子留学)
じいじばあば&孫との留学体験の感想・体験談まとめ
参考サイト
まとめ

いかがでしたか?
お孫さんとの留学が一歩現実に近づいたでしょうか。
海外での経験は、きっとばあばもお孫さんも最高の思い出になると思います。
そして何より海外で触れた、日本では決して味わえない食事やニオイや空気や異文化は、お孫さんの視点をグローバルに変えてくれるでしょう。
人種が違うこと、文化が違うこと、言葉が違うこと、でも笑顔とちょっとした勇気で会話が成り立つということ。
多くの体験がお孫さんを一回り大きくしてくれます。
そしてばあばとの思い出は一生忘れないでしょう。
おまけ。
ふと思ったんですが、シンガポールが入らないのはやっぱり物価が高いからと、英語がかなりなまっているからでしょうか。マレーシアに留学して観光でシンガポールに行くのも面白いかもしれませんね。(シンガポールが大好き管理人。)