ママの働き方改革。「ワーママ」「専業主婦」そして、「家で子供を見ながら働く」

ずっとモヤモヤしていたもの。
もう子育てから卒業してかなりたつけれど、子育て手伝いができないかとあちこち顔を出してます。
その中でどうしても腑に落ちないことが。
みんな苦しそう。
子供がいて働けないことが苦しい。
子供が保育園にいけないことが苦しい
子供を保育園に入れなきゃいけないことが苦しい。
なんかみんなのオーラから不安を感じて。
行政が追いつかないことや、世間が女性に対する見方の変化に追いついていないことなど、
原因はいろいろあるんだろうけど、
私のモヤモヤは、その不安のオーラからの違和感。
みんな向かっているとこってどこか違うなと思っていて、それがなんだかずっとわからなかった。
でも今日わかったのは、そんなに躍起になって会社に入って働かなくていいんじゃないかということ。
そんなに、苦労して働きたいかな。
自分は思いっきり働いて苦労してきて、退社したから言えるのかもしれないけど。
ものすごく働いた。
そして燃え尽きた。
働いている間は家族を犠牲にしてきた自覚がある。
授業参観よりも、運動会よりも仕事を優先させるほど、仕事が好きだった。
そして思い切り働いてしまって、家族を犠牲にしてしまったことへ懺悔の気持ちで、子育ての手伝いができないかと思っている節もある。
みんなにそんな想いはして欲しくない。
もちろん、それぞれの性格や生き方や人生の軸があるから、それに従えれば、そんないいことはない。
働けるのは嬉しいし、みんなの選択は自由だ。
ただ、時代の流れで働かなければいけないとか、
とりあえず保育園に入れなきゃいけないとか思う人っていないんだろうか?
一方、専業主婦は専業主婦で、なんか家で遊んでいるように見られて肩身の狭い思いをしていたりするらしい。
おばあちゃん向けの本で、専業主婦のママも、本当は目立たないけど、実はすごく大変だから、もしかしたら働くより大変かもしれないから、優しいことばをかけてあげてっていう一文があったのだ。なるほどと思った。
専業主婦は、かなりな仕事をしているのに、ありがたがられないばかりか、なぜか軽く見られ、当然だと見られ、さらには行政からもあまり良い扱いがされていない。
今日聞いたのは、実際に「待機児童が増えて保育園を作るから、子育て支援センターを閉鎖します」ということがあったということ。つまり、家で子供を見ている人が通う施設を閉鎖して、働くママの支援に回す、ということにも受け取れる。
それって本当に子育て支援なの?という声。
お金があるから専業主婦しているわけじゃない。
とりあえず子供が小さいうちは一緒に過ごしたい、という選択の一つ。
そういえば、余談だが、私も小さいうちは手元に置きたいと思い、実はうちの子、幼稚園は2年しか行かせていない。年中さんから入れたのだ。
途中から入ったので、子供なりに苦労しちゃったかもしれないけれど、私は一緒に過ごしたくてそうした。(子供的には、年少さんの時は、ヨークをもらえたので、それがもらえなかったことが悔しかったらしい。)
それも選択。
これからは、いろんな選択をしていいのだ。
働くという選択。
専業主婦という選択。
そして、家で働きながら子供を見るという選択もこれからは増えてくる。
その手伝いができないかと思う。
家で子供を見ながら、働く環境。
パートや正社員ではなく、働く環境。
ITが発達してきたから、以前よりもかなり可能になる。
そして、家で子供を見ながら働くことを実現させている人たちを見ると、新しい選択もありだなーと思う。
もっと時間が自由に使える働き方。
それぞれの活動。
それには自制や時間管理術も必要だけど。
そしてちょっと収入も初めは少ないけど。
ママの働き方改革もあるんじゃないかと思ったのでした。
そんなことを考えたイベント『カラフル・ブリッジフェア』のシンポジウム。
で、考えたことその1でした。その2は、気が向いたら書きます。
追伸。ママバトンのあきこさん、お疲れさまでしたー♪
あきこさんの言葉から、私の中のモヤモヤがはっきりしました。