じいじばあばがやるべき、産後のママへのサポート。これだけは押さえておきましょう。

今回は、産後のママへのサポートについて書いていきたいと思います。
産後のサポートは出産経験者のばあばだからできること
出産後のママは、本当に大変。人生最大の一仕事が終わった後も、そのまま続けてまだ体験したことのない子育てへと突入するのですから、本当に休まる時もないとはこのことです。
ばあばは、もう子供を産んでから長い時間が経ってしまっているので、産後の子育てなんて忘れているかもしれませんが(かくいう私も自分の産後はほぼ忘れてますww)、子供が寝なくて大変だったり、いつまで経っても泣きやまなかったり、おっぱいを飲んでくれなくて心配したり、自分のやりたいことができなかったりと思うようにいかないことばかりでしたよね。
産後のそんなママの気持ちがわかるのはばあばだけ。
赤ちゃんが話をできず泣くしかできないので、泣くのは仕方ないのですが、どうしていいのかわからない状況は、ママにとって本当に心理的にも大変。
ですから、出産の大先輩であるばあばのサポートは、本当にありがたいものです。
里帰り出産の大きな目的
今回参考にさせていただいた本は、『孫育てNIPPON』を創設されたぼうださんのもの。
『ママもパパも喜ぶ いまどきの幸せ孫育て』
こちらの本によると、ママの里帰り出産には大きな目的があると言います。
第一が、ママをまずゆっくりさせてあげること。
第二が、育児になれること。
第三が、ママとパパ、赤ちゃんとの生活の予行演習をすること。
ママをゆっくりさせてあげるのはいいのですが、育児になれることと、新しい赤ちゃんとの生活の予行演習も、里帰り出産の意義があります。
なので、全てのことに手を出しすぎないこと。
なかなかその塩梅が難しいんですけどね笑
もし、ばあばにそれまで日常のことを任せっきりで、育児の練習を対してせずに里帰りから戻ってしまうと、新しい生活で、本当にどうしていいのかわからなくなってしまいますので、かえって大変なことに。
新米ママのことを考えて、とにかく練習させるつもりで付き合ってみてください。
とにかく実家にいるうちに練習練習!
新米パパは、あかちゃんを目の前にして、もっとどうしていいのかわからないので、子育てに手を出しづらいことも。
そんな時に、沐浴をお願いできる?と赤ちゃんのお風呂を練習させるなど、積極的に優しく声をかけてみてください。
どちらかというと、先生の感じですね。
二人の生徒、新米のパパママを見守るのが産後1〜2ヶ月のばあばの役割です。
どうしても、娘が実家に里帰りをすると、ゆっくりとさせてあげたくなりますが、本人たちになるべく体験させてあげて。
産後うつに気をつけて
そしてママに対しては、たまに「体調はどう?心配なことはない?」と様子を聞いてみてください。
子育てはずっと続く長期戦。
子供と家に閉じこもりっきりになり、ママをがんばりすぎて産後うつになる人もいるんですよ。
産後の2〜3ヶ月は、体は回復してもまだ心が回復していないんです。
家が近ければ、子供の面倒をしに行ったり、子供が育ったら一緒にランチに行ったり、ママの息抜きを意識してみて。
どうしても子供に掛かりっきりになるので、ママに少し気分転換をさせてあげてくださいね。